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NFTマーケットプレイスnanakusaとNFT Studioを徹底比較

NFT関連のニュースが連日のように流れる中で日本発のNFTマーケットとしてnanakusaNFT Studioがリリースされました。
世界で勝負できるIPが多く存在する日本での新しいマーケットとして注目を集めています。

ほとんど同じタイミングにスタートした2つのマーケットにどのような違いがあるのかを解説していきます。

比較ポイントは以下の4点です。
・マーケット内で一次販売できるNFT
・マーケット内で二次流通できるNFT
・決済方法
・対応ネットワーク

記事の最後にはnanakusaNFT Studioとopensew、raribleの比較を表でまとめました。

nanakusaマーケットプレイスの詳細

nanakusaはブロックチェーンプラットフォームサービス「GO BASE」を展開する株式会社スマートアプリが運営をするマーケットです。株式会社スマートアプリはNFTトレカや国内のブロックチェーンゲームのアプリなども手がけています。

2021年3月22日からベータ版がスタートしています。

アーティストが自身の作品をNFTとして発行して販売が行えるマーケットを目指しています。

nanakusahttps://nanakusa.io/
ツイッター:https://twitter.com/nanakusa_io

nanakusaのサービス概要

プレスリリースによるとnanakusaのサービスは以下のように説明されています。

NFTマーケットプレイス「nanakusa」とは、公認されたコンテンツホルダーやNFT販売事業者、個人活動するクリプトアーティストが制作したNFTの販売(一次販売)及び、利用者同士が保持しているNFTを売買(二次販売)できるNFT売買プラットフォームサービスです。

こちらを読み解く限りだと、一次販売は誰でもできるわけでなく公認されたアーティストのみが行える形となります。
openseaやraribleのように誰でもNFTが発行して出品できるわけではありません。盗作などを防ぎ販売クリエイターの価値を高める効果がありそうです。

また、二次流通に関しては自分が持っているNFTを誰でも販売できる模様です。

nanakusaの決済方法とは?

nanakusaではイーサリアム決済とPolygon(matic)決済が可能になっています。株式会社スマートアプリが運営しているNFTトレカではクレジットカード決済が可能なため、今後はクレジットカード決済が追加される可能性もあります。

nanakusaの対応ネットワーク

nanakusaではイーサリアムネットワークだけでなくmaticで購入できるPolygonネットワークにも対応しています。幅広いネットワークに対応しているマーケットとして注目されています。

NFT Studioの詳細

NFT Studioは人気ブロックチェーンゲームのクリプトスペルズを運営しているCryptoGames株式会社が立ち上げたサイトになります。

他にもVtuberNFTやそのほかの様々なIPのNFT化をサポートする事業も行っています。

2021年3月24日からNFTの販売が開始しています。

NFTでクリエイターの応援を増やす!をコンセプトに行っています。

NFT Studio:https://nft-studio.com/
ツイッター:https://twitter.com/NFTstudio_com

NFT Studioのサービス概要

こちらもプレスリリースからサービス概要をみていきます。

NFT Studioはイラスト作品をNFTアートとして販売を行うことができるサービスです。ブロックチェーンの特性を利用し、二次流通売買が行われた際、売買手数料の一部がクリエイターに永続的に還元されます。
なお、リリース時はNFTはクレジットカードのみ購入が可能、となる予定です。

nanakusaと比べると一次販売や二次販売についての記載がありません。現在はベータ版となっていますが、誰でも一次販売ができるわけではなくNFT Studio公認のイラストレーターが販売できる形となっています。

二次販売に関してはディスコードによると今後サイト内にマーケットができて、そこで売買が可能になるとのことでした。openseaのように自分が所有するNFTを販売できるわけでなくNFT Studio内で購入したNFTが売買できる模様です。

NFT Studioの決済方法とは?

現在のNFT Studioではクレジットカードでの決済が可能となっています。イラストレーターの既存のファンは暗号資産を持っていない人も多いため、クレジットカードを使って気軽に購入することができます。

ブロックチェーンゲームのクリプトスペルズではイーサリアムでの決済が可能なため、今後はクレカだけでなく暗号資産での購入も可能になると思っています。

NFT Studioの対応ネットワークとは?

現在のNFT Studioで発行されているNFTはmaticで売買ができるPolygonネットワークとなっています。
こちらも決済方法同様にクリプトスペルズの技術を活用して様々なネットワークに対応してくると予想できます。

ツイッターでのユーザーの意見は?

それぞれのサービスについてのユーザーの意見をまとめました。
実際に使ったユーザーの意見からそれぞれのマーケットの特徴が見えてきます。

nanakusaへのユーザーのツイート

NFT Studioへのユーザーのツイート

nanakusaとNFT Studioとopenseaの比較

3つのマーケットを各項目ごとにまとめました。

こちらの内容はあくまでも2021年3月31日現在となっています。
nanakusaNFT Studioもこれからロードマップが出てきて様々な機能が追加される予定となっています。

日本を代表するNFTマーケットとしてどのようなサービスになっているのか非常に楽しみです。

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著者について

ハーフブルー

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