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BinanceSmartChain(BSC)でブロックチェーンゲームをプレイする方法まとめ

BinanceSmartChain(BSC)でブロックチェーンゲームをプレイする方法まとめ
更新日

バイナンスのブロックチェーンであるBainanceSmartChain。DeFiが盛り上がっているタイミングでプロダクトがちらほら登場してきました。BCGも少しですが出始めているので、プレイする方法を紹介します。

BinanceSmartChainとは?

BSCBinance関係者だけが運営できる20ノードで運用されているETHベースのブロックチェーンです。ETHのgas代高騰を受けてBinanceが構築されました。

ちなみに、ノード運営がBinance関係者だけ。「分散型」ではないということですね。

▼ホワイトペーパーはコチラ
https://docs.binance.org/smart-chain/validator/guideline.html

テストネットへの切り替えと同じように、ETHのメインネットからBSCへ切り替えて使います。BSCでは、gas代の支払いにETHではなく、BinanceのBNBを使います。

DeFiの盛り上がりやBSCのgas代が安いこともあって、徐々に利用高は増えていき、ETHDeFiのTVLを超えるBSCDeFiBSCのプロジェクトなので"De"をつけるのは微妙だが)も表れました。

DeFi系プロジェクトから始まり、ゲーム系プロジェクトも少し出てきました。ユーザー属性を加味してか、DeFi要素を強く取り入れているゲームがほとんどです。

似た名前のBinanceChain(cosmosベース)とは別物なのでややこしいですが注意しておきましょう。トークンの規格が異なります。

BSCの使い方

準備するもの

・METAMASK
Binanceの口座
・BNB(gas代支払いに必要)

METAMASKの設定でBSCMainnnetへ切り替える

BSCを使うためには、METAMASKの利用がわかりやすくておすすめです。また、BSC規格のトークンをBSCのウォレットに送るためにはBainanceの口座を持っていたほうが圧倒的に便利です。

まずは、ETHのMainnetからBSCのMainnetに切り替えるための設定をMETAMSK上で行います。

METAMASKのネットワーク設定で「customRPC」から必要な情報を入力していきます。モバイル版METAMASKの場合には、「Setting→Networks→AddNetwork」と進みます。

次に、設定画面で下記情報を入力してください。

・Network Name: BSC Mainnet
・RPC URL: https://bsc-dataseed1.binance.org/
・ChainID: 56
・Symbol: BNB
・Block Explorer URL: https://bscscan.com/

設定を保存すると、BSCMainnetへ切り替えができるようになります。ネットワークを切り替えてBSC対応のサイトに行けば、ウォレットが認識されるようになっているはずです。

BSCに切り替えると、ウォレット残高がゼロになりますが、ETHに戻せば復活しますので安心してください。

BSC規格のトークンをウォレットに送る

BSCのトークンは、BEP20という規格のトークンです。ETHのERC-20とはベツモノなのでご注意ください。

Bainanceのチェーンということもあり、Bainanceからの出金方法でBEP20を選択することができます。いまウォレットに入っているトークンでBCGを遊びたいときには、ETHウォレット→Binance(ERC-20で送付)→BSCウォレット(BEP20で出金)とする手間がかかります。

BSCはgas代の支払いがBNBですので、BSCウォレットにETHだけ送っても身動きが取れません。必ずBNBもセットで送るように注意しましょう。

BEP20で送付する方法はいたって簡単。withdraw画面の「SelectNetwork」で「BEP20」を選ぶだけです。

まずは少額でBNBを送付してみるといいと思います。

BSCに接続している状態で、ウォレットにBNBが表示されていれば、BSCの準備完了です。

BSCのプロジェクトに触れていってみましょう。

BSCのブロックチェーンゲーム

DEGO

DEGOは、つるはしのNFTをステーキングしてゲームトークンである「DEGO」を採掘していくゲームです。

採掘する山が3つあり、どれだけプレイヤーのつるはしがステーキングされているかによって最適解が変わります。gas代や半減期の影響、他のユーザーの動きを予測して、自分のベストな動きを考えるのが面白いです。

これから参加するプレイヤーはつるはしをマーケットで購入する必要があります。どれだけのつるはしを用意して、DEGOを掘れるスピードがどれくらいで、DEGOの価格がどれくらいならペイするかなど、戦略をよく考えてから遊ばないと確実に損しますのでご注意ください。

BSCでは、ETHと比べてドル建てのgas代が安いので、つるはしやDEGOの価格形成、つるはしステーキングの移動がどうなるのか個人的に注目しています。

BattlePets

DEGOよりももう少しゲームっぽくなりそうなのが、かわいいペットを育成しバトルさせるゲーム「BattlePets」です。

ゲームはまだリリースされておらず、まずはBSCDeFiであるBakerySwapにてトークン販売(IDO)がされています。

BakerySwapのトークンであるBAKEをステーキングすることでゲームトークンのPETがエアドロップされるなど、DeFi要素をふんだんに取り入れたゲームになりそうです。

ゲームとしては、ペットを育成したり武器を装備させたりしてチームをつくり、トーナメントで勝つことでPETがもらえる予定になっています。

DeFiユーザーの資金が流れてきたらそれなりに盛り上がる可能性はあるかなと思っています。一方で、アクシーのようにコミュニティの醸成はありませんから、引くときはさっと引かないとだめだとも思います。

DeFi × BCGを体験してみたい方は少額で試してみるといいかもしれません。

まとめ

BinanceSmartChainの使い方とBSCのBCGについて紹介しました。

実際に触ってみるとわかりますが、トランザクションはサクサク通りますし、gas代も支払いに使うBNBがETHよりも安いことがあってドル建てでの負担が少ないです。Binanceのチェーンなので、いわゆる「分散型」ではありませんが、気にしなければDeFiを絡めた新しいゲーム体験ができます。

今後ゲームが増えてきたら引き続き紹介していきますね。

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著者について

垂水ケイ

ブロックチェーンゲームを中心としたブログ「SHIMAUMA DAPPS!」を運営中。廃課金の沼に足を踏み入れています。

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