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インディーゲーム開発者がブロックチェーンゲーム開発に挑戦するわけ

インディーゲーム開発者としてだけではなく、ブロックチェーンゲーマーとして元トッププレイヤーという経歴もあるゆうき氏が、なぜブロックチェーンゲームを開発しようとしたのか?
そんな気になるところを、メールで聞いてみました。



ブロックチェーンゲームのトッププレイヤーという経歴

ー 経歴を教えていただけますか?

ネットで仕事をしている個人事業主です。
趣味は2Dゲーム制作で、ブロックチェーンゲーム歴は約2年です。

元マイクリのグレープ国のキングで、元クリスペのサファイアギルドのボードです。また、マイクリの大会で優勝したり、コンサヴァのレアリーグの初代チャンピオンになったりと、以前は名の知れたブロックチェーンゲーマーとして、ブロックチェーンゲームを十分に楽しんでいました。

そして、現在はインディー・ブロックチェーンゲーム制作者として、マギスト制作チームの代表をしています。

- なぜブロックチェーンゲームを開発しようと思ったのか教えて下さい。

エンジニアになりたかったからです。

以前からエンジニアの職業環境に憧れており、転職も考えて某C社に相談してみたのですが、歳なのとエンジニアのスキルが全然なかったことが原因で、上手く行かず。

エンジニアになるためには、サーバーの勉強やポートフォリオが必要だったため、その過程でブロックチェーンゲームを制作することになったのですが……、

気がついたらエンジニアではなく、ブロックチェーンゲーム制作者になっていました(笑)。

ー 開発中のマギアストーンについて教えて下さい

「好きなカードで楽しむ」をコンセプトにした、オートカードバトルのゲームです。

ブロックチェーンの要素をほんの少しだけ含めた、小規模なソーシャルゲーム(ブラウザゲーム)になります。

「無料で遊べるブロックチェーンゲーム」というのを強く意識しています。


それと、様々なところと、コラボ(もしくはキャラクターレンタル)をしているゲームでもあります!

有名なブロックチェーンゲームの「マイクリプトヒーローズ」「クリプトスペルズ」「コントラクトサーヴァント」のキャラクター達も、たくさん登場します!

ー どんなユーザーに遊んでもらいたいでしょうか?

ブロックチェーンゲームを全くプレイしたことがない方、もしくは、使用するキャラクターに拘り(こだわり)を感じる方にプレイしてもらいたいと考えています。

ー どんなユーザー体験をしてもらいたいでしょうか?

大きく分けて、2つあります。

1つ目は、ブロックチェーンゲームの世界をちょっとだけ知ってもらうこと。

マギスト(マギアストーン)は、ブロックチェーンゲームとしての要素が殆ど存在せず、ブロックチェーンゲームと名乗ってよいかどうかすら怪しい存在なのですが、

ブロックチェーンゲーム初心者にとっては、この性質は都合がよく、新しい(ブロックチェーンゲームの)用語やシステム等を覚えなくても、普通にソシャゲと同じような感覚で楽しめます。

ただ、ユーザーのいくらかはブロックチェーンゲーマーだったり、所々にブロックチェーンと関連性のある要素が埋まっていたりするので、そこから、あまりストレスを感じずに「本格的なブロックチェーンゲーム」というものを理解してもらえればな、と。


2つ目は、お気に入りのパーティでも、多少勝てるようにすること。

こんな体験したことありませんか?

「キャラクターが可愛いのに、低レアで使えなかった」「好きなキャラクターなのに、性能が低すぎて使えない」「マイナーデッキではどうしても環境についていけない」

マギストでは、そういった不満を解消し、使い方次第では、どんなカードでも活躍できるようにしていきます!

これにより、当ゲームのコンセプトである「好きなカードで楽しむ」を体感できるようにしたいです。

ー 開発上苦労した点はなんでしょうか?

全部(苦笑)。

サーバーや、データベース、3Dプログラミング、JavaScriptの知識が全然ない状態で、個人で「ソーシャルゲーム」を作ろう! などという「愚行」に走ったため、やること成すことの全てが「地獄」でした。

開発を始めてから数ヶ月の間は、苦労していない日が無かった気がします。

毎日フルで勉強。進まないタスク。多発するエラーと設定ミス。もう起動させたくないPC。

このまま全てを投げ出したいという、私が今までにプレイしたどんなゲームよりも、鬼畜なものだったかもしれません(泣笑)。


後は「参考にすればよいもの」が殆ど存在しないことでも、かなり苦労しています。

……というのも、インディーゲームとしてブロックチェーンゲームを公開したのは、おそらく私が日本初なので、先行者が全くおらず、常に道なき道を歩んでいる状態だからです。

ブロックチェーンゲームという新しい世界の中では、わからないことだらけで、よく困ってしまいますね。

いや、未知の冒険という楽しさもありますが(笑)。

ー 今後の展開を教えて下さい

すいません! これといった明確な見通しはありません!

ブロックチェーンの世界は変化が起きやすいので、それに合わせて柔軟な行動をとっていきたいと思います。

-セールなどの予定はありますか?

こちらも、今のところは、行う予定がありません。

コンテンツをしっかり育成してから、改めて収益性について考えていきたいです。

しかしながら、お賽銭目的で、(あまり必要性のない)闇ガチャを置いておく可能性はあります(悪顔)。

ー 読者へ一言お願いいたします

マギストは「好きなカードで楽しむ」というコンセプトから、コラボも積極的に行っており、コラボ相手を必死に探しています(笑)。

「コラボしてもいいよ!」という、BCG系の企業さん、絵師さん、インディーズゲーム(同人ゲーム)制作者さん、小説家さん等がいましたら、是非ともマギストとコラボしましょう! OKな方は私にDMを下さい。


それでは「ここまで読んでくださった方」および「インタビューを行ってくれたBlockChainGameInfoさん」。誠にありがとうございました!

※インタビュー終わり

インタビュー後にβリリース日とロードマップが発表されました。
マギアストーンは2020年12月1日にβリリース予定となっています。

◆ オープンβ版以降のロードマップ
Content image

優先事項その1:

○ スキルストーンの作成と適用

○ レプリカスキルストーンの作成(未定)

○ スキルストーンの内部送信機能

○ ゲーム内通貨:magiの制作

○ ランクバトル報酬に、スキルストーンを配布(予定)



優先事項その2:

○ スキルストーンがトレードできる、ゲーム内マーケットの開設



予定しているもの:

○ 新キャラクターの追加(予定)

○ 新スキルの追加

○ コラボタワー(マイクリ、クリスペ、コンサヴァ、クリスペ&まほエル)

○ 他BCGのNFTキャラクターの利用(マイクリ、クリスペ、コンサヴァ)

○ スキルストーンのレンタルマーケット(有料)(予定)

○ スキルストーンのレンタル送信(無料)(予定)



技術力次第(未定事項):

○ アリーナ(シングルバトル)(未定)

○ アリーナ(マルチバトル)(未定)

○ アリーナ(トーナメント)(未定)



いずれ作るかもしれないもの(未定事項):

○ クラウドセール(未定)

出典 : alis.to

ゆうき氏はディスコードにおいて、インディーブロックチェーンゲーム開発者の交流部屋を運営し、情報交換を行っていたりと積極的な情報発信を行っています。
マギアストーン」からインディーゲームBCGが盛り上がっていくかもとワクワクします。是非、ブロックチェーンゲーマーの皆さんはプレイしてみては如何でしょうか?
もしかすると「シンのBCG」は、いち早くインディーゲームで実現されるのかもしれませんね!

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著者について

ブロックチェーンゲームインフォ /木村義彦

BlockChainGame Info 編集部 ブロックチェーンゲームの最新情報、DAppsの最新動向をお届けします

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