English
Connect
ニュース・記事

DApp構築プラットフォーム「Bunzz」が日本発パブリックブロックチェーン「Astar Network」と連携

DApp構築プラットフォーム「Bunzz」が日本発パブリックブロックチェーン「Astar Network」と連携
更新日

Web3スタートアップLasTrust(以下LasTrust 、https://bunzz.dev 代表取締役:圷 健太/本社:東京都文京区)は、DApp(ブロックチェーンを利用した分散型アプリケーション)の開発支援プラットフォーム「Bunzz(バンズ)」のアップデートを行い、DAppのデプロイ先チェーンとして、日本発のパブリックブロックチェーン「Astar Network」、「Shiden」をサポートしました。

DApp開発プラットフォーム「Bunzz」とAstar Networkがシームレスに連携

Bunzzhttps://bunzz.dev )」はパブリックブロックチェーン「Astar Network」、「Shiden」、「Shibuya」との連携をサポートしました。

これによりBunzzの開発者ユーザは、DApp開発用のスマートコントラクトを簡単に構築できるだけでなく、Astar系ネットワークへのデプロイをワンストップかつノーコードで行えます。

(その他、Polygon、Avalanche、BSC等の主要なEVM互換チェーンをサポート)

Bunzzとは?

Bunzzは、DAppを構築するスマートコントラクトをモジュールとして簡単に利用できる「ブラウザ統合型開発プラットフォーム」です。

DAppに必要な主要機能やコンパイル、セキュリティ監査済のスマートコントラクトを予め利用できる環境が整っています。 また開発だけでなくブロックチェーンへのデプロイもBunzzから実行でき、Web3サービスの開発者にとって非常に利便性が高い機能を備えています。

高度な知識を必要とするスマートコントラクトの開発をシンプルにし、開発者がより付加価値の高い作業に集中できる

Bunzzの利用メリット

1. 定型化されたスマートコントラクトモジュールを利用することで車輪の再発明を防ぎ、アイデア構想からローンチまでの時間・工数を大幅に短縮できる(例:ERC20の生成、NFTのMint、マーケットプレイスの構築であればクリックのみで開発が可能)

2. スマートコントラクトはBunzz側で監査済み。セキュリティを気にする必要がない

3. solidityやブロックチェーンの技術的理解がゼロでもDAppを構築できるため、初学者でもWeb3関連サービスをローンチできる

4. Ethereumはもちろん、主要なEVM互換チェーン(Polygon、Avalanche、Arbitrum、BSC、Astar等)にデプロイ可能(テストネット含む)

5. 複数のスマートコントラクトモジュールを連携させ、多機能なDAppを構築できる(例:NFTのMintモジュールとマーケットプレイスモジュールを組み合わせ、Mint可能なNFTマーケットプレイスを開発できる)

6. 既存の外部スマートコントラクトとの連携(コンポーザブルなDApp開発環境が実現。2022 Q3〜実装予定)

7. スマートコントラクトの開発者がBunzzのレポジトリ機能からコントラクトモジュールを公開し、収益化できる(2022 Q2〜実装予定)

Bunzzのご利用はこちらから

Bunzzは開発プラットフォームとして、開発者がDAppを構築するインセンティブを最大化するための機能追加を予定しています。今回のAstar Networkとの連携も、ビジョン達成のためのマイルストーンの一部です。
同チェーンは「dAppステーキング」を実装しており、Astar上でDAppをデプロイしたユーザーにトークン報酬が発生します(審査あり)。つまりBunzzはDApp開発の技術的サポートを、Astar Networkはサービスローンチ後の収益サポートとして作用することで、開発者にとって付加価値の高い開発環境を提供することを意図しています。

Bunzzご利用の前に、ユーザーのMetamaskへAstarのネットワーク追加作業が必要です。追加方法はAstar公式ドキュメントをご確認ください。 https://docs.astar.network/tutorial/develop-and-deploy-your-first-smart-contract-on-aster-shiden-evm/configure-metamask

Bunzzで開発されたDApp事例

ローンチ後約一ヶ月で、230ものスマートコントラクトモジュールがBunzzからデプロイされています。その中から、一部のDAppをご紹介します。
twitterのプロフィール画像を自動取得しNFT化できるウェブサービス「NFTMKR.xyz」は、NFTのMint機能を担うスマートコントラクトにBunzzのモジュールを利用しています。
なおフロントエンドは「Bildr」というノーコードツールで構築されており、ほぼノーコードでDAppがデプロイされた事例となっています。
https://nftmkr.xyz/

『AstarNetwork ハッカソン』について

Web3エンジニアコミュニティ「devillage」が主催する『AstarNetwork ハッカソン』の応募が開始しています。
スポンサーにMicrosoft Japan、bitbank, Inc.が、審査員にFracton Venturesが参加し、優れたDAppのアイディアやプロダクトを世界に向けローンチすることを目的としたWeb3開発者向けのイベントです。
この機会にぜひ、BunzzでのスムーズなDApp開発を体験いただくと同時に、ハッカソンへの参加もご検討ください。

AstarNetwork ハッカソン 申し込みページ

Bunzzモジュールの紹介(一部抜粋)


1. NFT生成モジュール+NFTマーケットプレイス機能モジュールのコンビネーション(ERC721、ERC1155に対応。独自コントラクト)

2. IPFSにMintできるNFT生成モジュール(ERC721、ERC1155に対応。独自コントラクト)

3. ERC20の生成モジュール

4. ERC20の生成モジュール+ICOモジュールのコンビネーション

5. べスティング機能モジュール(トークンを一定期間ロックする機能)[2022 Q2 実装予定]

6. ステーキング機能モジュール(預け入れたトークン量に応じて利子分配する機能)[2022 Q2 実装予定]

7. ボールト機能モジュール(トークンを一定期間ロックし、トークン量に応じて利子分配する機能)[2022 Q2 実装予定]

Bunzzは今後もDApp開発の「負」を解決し、スマートコントラクトのエコシステムを実現するため、プロダクトの改善・機能拡張を続けて参ります。

BunzzのDApp開発コミュニティにご参加ください(discord)
https://discord.gg/ZsqvmdBA4e

Bunzz twitterアカウントからDApp開発に関する情報を配信しています
https://twitter.com/BunzzDev

この記事が良かったら
いいねしよう

毎日情報を更新しています。

この記事が良かったら
いいねしよう

毎日情報を更新しています。

著者について

ブロックチェーンゲームインフォ /木村義彦

BlockChainGame Info 編集部 ブロックチェーンゲームの最新情報、DAppsの最新動向をお届けします

新着ブロックチェーンゲーム

ニュース・記事

フォビジャパン(Huobi Japan)
SBINFT Market、OasysのHub LayerおよびMCH Verseに対応開始
SBINFT MarketがOasysのHub LayerおよびMCH Verseに対応し、NFT販売の利便性が向上。SBIグループが運営する「SBINFT Market」は、デジタルアートやゲームアイテムなどのNFT取引を提供しており、今後さらに多くのVerseに対応予定。
  • ニュース
  • 2024-05-16
  • 【インタビュー】ゲームクリエイター岡本吉起が手掛けるNFTゲーム「ちゃんごくし!」シリーズにかける思い。
    2024年3月26日、岡本吉起氏が率いるオカキチは「KUSOGeeeeee」プラットフォームとそれに連動するNFT(非代替性トークン)ゲーム「ちゃんごくし!」シリーズを発表しました。 今回オカキチの発起人である岡本氏とKUSOGeeeeeeプラットフォームの制作責任者の伊藤氏に、制作の裏側やプロジェクトの全容などをオンラインインタビューしました。 インタビューは2024年3月14日に行われました。
  • インタビュー
  • 2024-05-16
  • 「コインムスメ」が新たなSD研修生ムスメとコラボを発表!最新キャラクター公開!
    ブロックチェーンゲーム「コインムスメ」が新たに開発したSD研修生ムスメの第4弾キャラクターと新コラボレーションを発表。多様なプロジェクトとの連携により、キャラクター強化と共に認知の拡大を図っている。
  • ニュース
  • 2024-05-14
  • Animoca Brands、人気漫画『FAIRY TAIL』の公式デジタルカードを発売へ
    Animoca Brandsが人気漫画『FAIRY TAIL』のデジタルコレクションカードを2024年5月25日にグローバルマーケットで発売。
  • ニュース
  • 2024-05-14
  • Powered by